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墨仁堂のブログ

株式会社墨仁堂のブログです。 工房での日常を皆さまにお届けします。

23 5月

スタミナ補充!!

みなさんこんにちは、打場です。

先日、皆で焼肉に行きスタミナを補充してきました! 

普段では食べられない希少部位など、静岡産和牛をたくさん食べることができてお腹も心も大満足なひと時でした!!(*´∇`*)

こんな風に皆で美味しいものを一緒に食べることで、仕事をしていく上での結束が強まるような気がします。また次の機会で、少しでも自分の成長や周りの変化に気付けているといいな、としみじみと感じた打場でした

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23 5月

表具作り研修②



こんにちは、打場です。墨仁堂がある静岡市ではだんだんと日中の気温が高くなってきました。
あっというまに春から夏になってしまいそうですね 


そんな中、先日記事に書きました表具作り研修の続きを行いました! 

前回補助紙をつけた裂に、今回は肌裏を打ちました。
肌裏紙は美濃紙の2.7匁と薄い紙で、なおかつ紙と絹という異素材同士の接着と、かなりハードルが高い研修となりました

刷毛の扱いすらままならない新人同士、緊張しましたが、打つまでの工程などをお互い確認しあいながら慎重に進めました。


いざ、ドキドキの肌裏打!!(`・ω・´)



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なんとも、こちらは肌裏紙の糊が均一についていないため、裂にシミが、、、


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何事も経験ですね!!
次回は本紙の肌裏打、今回よりもさらに薄い紙で行うので今からドキドキですが、やったことのないことに対するワクワクも同時進行中です(⌒-⌒)

次回もお楽しみに!

 
29 4月

表具作り研修

こんにちは!

お久しぶりです、打場京子です。

4月に入り、墨仁堂にも新しいメンバーが加わりました。
表具に関しての知識を深める為に、実際に自分たちで表具を作ってみようと研修会を行いました!

初回は表具の周りの裂部分を自分たちで選び、縮みをかけるための水引きという作業をしました。
※この水引きという作業を行うことで、湿度によって伸縮してしまうことを防ぐことができます

 2回目では、水引きした裂の上下に補助紙をつけて、次回の裏打ちのための紙取りを行いました。
写真は、補助紙を裂につけている様子と補助紙をつけた裂です!

自分の手で作った表具がどんな姿になるのかとても楽しみです (´▽`)


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27 4月

仮張りの柿渋染め



こんにちは!打場です

季節の変わり目でお天気が不安定ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。


先週から、表具を乾燥させる為の仮張りを修理していて、昨日から最終仕上げの柿渋塗りをはじめました!
柿渋は独特の匂いで、慣れるまでは強烈でした
しかし、防虫や防腐・防水効果があったりと日本では昔から頼りにされてきた天然染料です。
よく温泉などでも、柿渋のボディソープなど見かけますが、本当に身近なものなのだなぁと感じます。 


写真のように、ローラーでムラなく塗っていくのがなかなか難しいのですが、綺麗な仮張りで新しい作品を気持ちよく迎えられるよう、皆でがんばります(^^)


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10 9月

「東海道図屏風」の修理作業の見学会がはじまりました。


本日から全4日間(9/10、9/29、10/19、10/29)の日程で静岡市主催の静岡県指定文化財「東海道図屏風」の修理見学会がスタートしました。


参加者は20名。屏風に描かれた風景や、屏風の構造、作品の損傷状況は過去の修理痕などの解説を聞いて、作品の見所を十分頭に入れていただいた後、修理工房の中に入っていただきました。

実際の修理が進む中、作品を間近にご覧になっていただけて質問が次から次に飛び交う、大変熱気を帯びた見学会となりました。

顕微鏡での絵具状況の観察や、透過光を通して基底料紙の損傷度合いの観察など普通の環境では見ることのできない作品の様子に、参加者の皆様は真剣そのものでした。


墨仁堂でも、修理の状況を市民の皆様に直接解説することはこれまでありませんでしたので大変、嬉しい機会となりました。


残りの3回もとても楽しみです。

31 8月

医王寺の天井画修理完了



島田市の県指定文化財、医王寺薬師堂の天井絵修理が無事完了しました。

大きな龍の天井絵を無事に天井に設置し終えて感無量です。

静岡新聞さんが記事にしてくださいました。

ご覧下さい



天井画の修復完了 島田・医王寺薬師堂雲龍図
http://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/266788.html
(2016/8/3 08:45)


31 ブログ






31 8月

静岡新聞に東海道図屏風の公開修理についての記事が掲載されました!

9月10日(土)からスタートする東海道図屏風の修理公開ですが
昨日の静岡新聞に掲載されました。

かなり大きな記事で扱っていただきました。

是非ご覧下さい!



静岡新聞ニュース駿府城の屏風修復 公開へ 静岡市、10日から
http://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/276433.html
(2016/8/30 08:55)

29 8月

「東海道図屏風」の修復作業の見学会について

現在墨仁堂では、静岡市所蔵の県指定文化財「東海道図屏風六曲一雙」を修理中です。
この屏風は東海道の街道沿いに並ぶ街に、当時の人々の生活が生き生きと描かれたとても楽しい屏風です。
しかし、経年の劣化によって蝶番部分が破損したり、画面に大きな亀裂があったりとと、とても危険な状態でした。
そのため今回は、裏打紙をすべて外して下地からすべて取り替える根本修理を行っています。



「東海道図屏風」の修復作業の見学会について  リンク→静岡市のブログ

静岡市主催で、当工房での修理見学会が開催されます。
あまり知られていない文化財の修理の現場を見ることが出来る機会です。
これに合わせて、修理についてのミニ講義も行う予定です。
ぜひぜひご参加下さい。



以下 静岡市のブログから転載です


「東海道図屏風」の修復作業も「見える化」します!


普段なかなか見ることのできない文化財修復の作業を間近でご覧になれます。貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく!



日時

第1回目    9月10日(土) 10:00~11:30(終了予定)
第2回目  9月29日(木)      〃            
第3回目 10月19日(水)      〃
第4回目 10月29日(土)      〃

      ※参加無料  ※事前申し込み必須  ※9:30開場


人数
  
各回 20人 (先着順)


場所  静岡市葵区大岩1丁目4-4  株式会社 墨仁堂(ぼくにんどう) 

      ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。



内容
  
第1回目と第2回目、第3回目と第4回目はそれぞれ同じ内容で実施します。


      第1~2回目

       絵が描かれている面の裏に重ねて貼られている裏打紙を除去している作業。
      屏風が何層も和紙を重ねた構造をしているのを見ていただけます。

       古文書などが裏に貼られているところも見られるかもしれません。


      第3~4回目

       欠損箇所に裏面から和紙を貼る作業を見ていただけます。手元での細かな作業で、
       職人の技を間近で見ていただけます。



申込み
 ➤第1回目は 歴史文化課へ 054‐221‐1569 
                         (受付開始 9月1日(木)~)

                 ※平日8:30~17:00 土日休み

      ➤第2~4回目は 市コールセンターへ 054‐200‐4894
                          (受付開始 9月6日(火)~)

                 ※8:00~20:00(年中無休)


      ※参加希望日をお伝えください。

      ※一回の電話につき、3人までのお申込みとさせていただきます。

      ※参加される方全員の 氏名・住所・電話番号をうかがいます。

      ※車椅子などを使用されている方はその旨をお伝えください。



その他   墨仁堂周辺地図

   墨仁堂4.pngのサムネイル画像

 静鉄ジャストライン 大浜麻機線(麻機方面)  最寄バス停 「安東小学校前」または「記念碑前」


23 6月

美濃にて紙漉きプロジェクト!


墨仁堂ブログをご覧の皆様、こんにちは。


先週、岐阜県美濃市まで行き、4日間かけて紙漉きを行う一大プロジェクトを終えてきました!

修理に使う紙を工房で漉くことはありますが今回なぜ美濃に行ったかというと、必要な紙の大きさが3尺×6尺と前代未聞の大きさだったため漉き手と私達表具師によるコラボレーションが必要だったのです。

今回お願いしたのはユネスコ無形文化遺産にも登録されている"日本の手漉き和紙技術"を守り続けている、美濃竹紙工房さんです。




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美濃市に流れている長良川の澄んだ水と緑が美しい山々が迎えてくれまさた。



紙を漉くのはプロの方にお任せし、我々は漉いた紙1枚1枚がくっついてしまわない様に布をかける作業と、圧搾した紙を乾燥板に貼る作業を行いました。

一番頭を悩ませた貼る作業も、表具屋のプライドをかけ何度も思考錯誤を繰り返したおかげで当日はスムーズにできました!修理工程の裏打ちや仮張りと似ているようで少し違う、新たな方法を学ぶことができました。

1枚1枚丁寧に漉かれた紙は本当に美しいです。




せっかく出張に行ったので、ご当地グルメを!と思い、美味しい夕食を頂きました。最終日、"うだつの上がる町並み"にある居酒屋さんに入り、小鮎の天ぷらや、飛騨牛のたたきなど、岐阜・美濃名物を片っ端から注文しました。


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たくさんの人の努力と協力を得て完成した貴重な1枚1枚の紙を、これからの修理に大事に使っていこうと思います。



担当はOKTでした!

6 12月

楮の刈り取りから皮剥ぎまで(1)

お久しぶりです。だいぶ間が空いてしまいました。年末に入り紅葉も終わり、静岡もめっきり寒くなりました。撫場の実家でも雪が降ったようですが、皆様のお住まいはいかがでしょうか?

さて、今月の初めに、和紙の原料である楮の刈り取りのお手伝いに行ってまいりました!

こちらが楮です。約3メートルほどの高さがあります。
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刈り取りは根元から、1株全ての枝を落とします。
気持ち良いほどの秋晴れの中、体の芯から温まりました。
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刈り取った楮は1メートル弱に切り揃え紐でしっかりと縛り、大釜で蒸します。
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蓋は逆さまにしたドラム缶!皮を剥く為に2時間ほど蒸していきます。
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上の写真、大釜の左側にご注目・・・このアルミホイルの塊は?


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なんと焼き芋をいただきました!
甘くてとろとろで、と~っても美味しかったです!!

さつまいもの他に、楮の隣の畑では白菜、ねぎ、大根、さといもetc...
蒸しあがるまでの2時間は大収穫祭でした。

株式会社 墨仁堂
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